「経営者になった人しか理解できないし、
わからないことですが、
その厳しさは想像以上です。
売上さえどんどん伸びれば、
あとはすべて解決できるというのが
ビジネスの醍醐味ですが、
これが逆になった場合はどういう
ことになるかというと・・・
売上が伸びなければ、
給料は払えぬ、
家賃は払えぬ、
さらに落ち込めば電気、ガス、水道代は
もちろんのこと、
ついには信頼していた社員さえも
いなくなってしまう。
かりにそこまでいかなくても、
売上がライバルや周囲の諸条件で苦戦を
強いられはじめると、
支払いも思うに任せぬようになる。
社員の給料、取引先への支払は
すませてたとしても自分たちの生活費は
ゼロというのはありがちなこと。
サラリーマンと違うのは、
寝る間を惜しんで朝から晩まで働いても、
この種の体験は大半の人が経験ずみというのが
中小零細企業の実情です。
その緊張感と、
つねにつきまとう不安感は底知れぬ
不気味さといってもいいことでしょう。
規模の大小にかかわらず、
これが日夜すべての経営者が
味わっている本当の姿です。」
~永川幸樹~『善で動くべし!』
永川さんが京セラ・第二電電の創業者
稲盛和夫を取材して書いた著作からの
引用である。
これはいつの時代の話だろうと
読まれた人もいるかもしれない。
わたしはこのような体験をしている。
とても、とても他人事とは思えない。
TBSドラマ”下町ロケット”の
風景は今の中小零細企業の実情が
それほど変わらないことがよくわかる。
むしろ状況は悪化しているようだ。
こういった中小零細企業経営者を
長年勤めてきたわたしとしは、
経営コンサルタントとして、
売上が上がることを現実にしつつ
経営者の方々と共に在りたい。
===================
無料メルマガ『ほぼ日刊社長の仕事』の登録はこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/mail/
HPはこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/
マーケティング・経営 ブログランキングへ
にほんブログ村