マネジメントの話です。
社会も、企業も成果を上げる人間を求めている。
産業革命以来、工業を中心とする産業においては、
忠実で正確な仕事を求めてきた。
教育も実際そのように行われてきた。
しかし、日常的な暮らしに関わる便利なもの、
冷蔵庫や洗濯機や掃除機、車などが多くの人々が
使用できるようになった今では一般的な教育への
疑念が広がる。
一つの方向性はとしてはAIや軍事のような世界で
最新科学を利用しようという動きがある。
他方では人間が破壊してきた地球や自然のために
より本来の生命の力を活用しようとする動きがある。
最も分かり易い例としては、原子力発電と自然エネルギーがある。
一方が共生の道を目指し、一方が支配の道を歩む。
個人的には支配のマネジメントはうんざりだ。
なぜなら、その根拠となる意志は恐怖や不安に根差すからだ。
指導的な立場にある者こそが、自身の立場を守るという保守的な
思考性から抜け出せない。
それでも、人間は多様化する。
黒人に根差している音楽のヒップホップを白人も我々も楽しむ。
多様性を楽しむ人々はたくさんいる。
そのパワーを確かに感じる。
反対に、政治の世界はどんどん保守化しているように見える。
我々の主戦場にある企業も国家と自由な個人の間にある。
そのことに自覚的であるべきだろう。
図体の大きな企業は、国の力を合わせて保守的な方向に進む。
自由で多様な個人はヒップホップのように静かに確実に革新する。
しかも楽しみながら。
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