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最後の株式運用は?
2016年02月16日

○○証券の営業マンが、
母に世界的企業の○○○○の株を買えと迫る。

「○○さんが、そこまでいうなら、これで最後ね。」
と結局その株を購入させられていた。

母は間もなく80歳である。
わたしが幼い頃から株式投資を楽しんでいたが、
ここ10年ほどは、「もう、わからないから・・・」と
外国の国債などの運用を証券会社に任せていた
ようだ。

今回、1年がかりではあったが確実な投資の案件があって、
そちらにほとんどの資金を投じることになった。
そのため証券会社で運用していた資金を
近いうちに引き上げる予定になっている。

年明けから、続く株式市場の混乱は、
どう考えても素人には手が出せない世界である。
明日、どうなるか・・・わからない。

世界でも最も有名な投資家ウォーレン・バフェットの
基本は長期運用である。
当たり前の話だが、投資先企業のマーケットにおける
未来への貢献をはじめ徹底的に調査する。

世界で最も卓越した投資家は言ってみれば、
成長が確実であり、
社会に貢献できる企業にしか投資しない。

短期的に勝った、負けたではない。
その結果、バフェットは圧倒的な成果をあげる。
素人とは観ている視点が違うのだ。

母にかなり強引に株式購入を迫ったのは、
営業マン個人の意志であるのか、
営業所の所長の方針であるのか、
会社の方針であるのか、
わたしにはわからないが、
高齢者を相手にした商売の危うさをみた。

そういえば、幸福度ランキング日本一は福井県。
世帯収入が一番高いのも福井県。
今、注目される福井モデルも、
1年や2年で築かれたものではない。

北陸の厳しい冬に埋もれる貧しい県の取り組みは、
明治から始まっている。

真っ当な投資家バフェット、真っ当な地域福井県。
未来に向けて真っ当にやるしかない。

母が最後の株式購入で大損をしないことを祈りつつ。

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