わたし達は、毎日とにかくさまざまなものを消費する。
消費するのが当たり前のごとく消費する。
田舎で育った方、もしかしたら20年ぐらい前までの?
食べ物以外はほとんど消費しない。
わたしは18歳まで長野で過ごした。
少々特殊な生活ではあったが洋服は学生服とジャージ
しか持っていなかった。
現在、わたしにはその当時に近い年齢の子どもが二人
いるが、1名は洋服の中に埋もれてしまうのではないか
というぐらい大量の洋服を所有する。
わたしの息子の例は、極端なかもしれないが、
それにしても、この消費の習慣はわたし達自身から
発生したものなのだろうか。
・・・・・そうでもないらしい。
大量消費を実現するための決め手となったのは、
商品の”計画的廃品化”だという。
製品が廃品にされるには3つのケースあがるという。
1.機能の廃品化
よりよい機能を持った新しい製品が導入され、
現在の製品が流行遅れになる場合
2.品質の廃品化
比較的短い期間に、ある時点で製品が壊れるか、
あるいは消耗してしまうように計画される場合
3.欲望の廃品化
品質や機能の点ではまだ健全製品が、
スタイルその他の変化のために、
心理的にそれ以上望まれないものとして
古くなる場合
この3つを消費側からではなく、売り手側から見ると、
自分がする事業の方向性がどの点にあるか、
一目瞭然である。
そう、わたし達自身も仕事を通じて大量消費社会を
演出している一人なのだ。
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