仏教の思想では、
その人の身の行為・所作と
口ですることばの使いようと、
意（こころ）でのものの考え方の
身・口・意の三つの行為が、
一生の歴史を築くそうです。

◎身でする善い行為（善行）は、
”生かす・与える・正しい性行為”

◎身でする悪い行為（悪行）は、
”殺す・盗む・不正の性行為”

◎口でする善行（善業）は
”賛える・真実を語る・純真なことば・正直に話す”

◎口でする悪行（悪業）は
”悪口・両舌（両者に違ったことをいい、不仲にさせる）・
綺語（かざりことば）・妄語（うそ・いつわり）

◎意でする善行（善業）
”足ることを知る・怒りを顔に表さない・道理をよくわきまえる”

◎意でする悪行（悪業）
”貪る（強欲）・いかり・道理に背く（愚痴）

本当に悪行をしようと思っていなくても、
日々の職場の中で、”つい”やってしまっていることも多い。

善行（善業）をひとり、ひとりが意識して行う会社は、
雰囲気のよい、働きやすい環境をつくっていけそうだ。

わたしの経験では、人は善よりも悪に流されやすいように思う。
善行を貫くには強い意志で取組む必要がある。

居心地のよい会社は、人の離職が少ない。
人員確保が難しい現在は職場の雰囲気作りは欠かせない。

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