以前に社長を勤めた会社で、
ある分野の新規事業の立ち上げた。
そのとき、部下として、
一緒に働いてくれたスタッフ(女性)と
今日の午後は久し振りに一緒に仕事をした。
今回、期間限定で、
わたしの仕事をお手伝いいただいている。
何日か前に、元上司に助けていただいて、
今日は、元部下に助けていただいて、
そんな風に、わたしは成り立っている。
よく考えれば、大した能力もないわたしが、
ときどき大きな事を成し遂げたり、
そこそこ評価をしていただけるのは、
周囲に恵まれているからだった。
わたしは、ときどきそのことを忘れて、
自分がやりたいことを、やりたいように始めては、
周囲にご迷惑をお掛けする。
あとから反省すが、時すでに遅しだ。
因みに、元部下は子どもの教育分野や、
ママたちのキャリア支援の分野では有名だ。
まだ、若いので期待も大きい。
経営戦略の父、アンゾフは、
「競争に勝つにはコアとなる強みがなくてはならい」
と言い切った。
目的が競争に勝つかどうかは別にして、
企業も、個人も他の人が持たないオリジナリティがあれば、
当然生きていくうえでの強みだ。
それを意識して作っていく人と、好きなことや得意なことをやって
いたら、たまたまそうなっていた人とがいる。
どちらかといえば、後者のほうが幸せだ。
元部下の彼女は、かつては前者であり、必死に自分を周囲に
アピールしていたが、子どもを持つことになってからは、
自然と後者の生き方になっている。
それは素敵なことだと思う。
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