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経営判断のベース
2016年01月26日

経営の現場ではタマは無秩序に飛んでくる。
しかし、優れた経営者の判断の仕方には
一定の秩序があると
三品和弘(神戸大学大学院教授)はいう。

優秀な経営者の判断のベースとなっているのは、
個人差はなるが「観」と「経験」と「度胸」である。

観は世の中を広く横に見渡した世界観と、
世の中を深く縦に見渡した歴史観。
その世界観と歴史観の狭間に来るのが人間観。

そのうえに来るのが事業観である。
世界観、歴史観、人間観は教育によって培わたもの。
事業観は職業人として職業人生の中で
身につくたものだ。

次に「経験」だ。
不確定な未来に立ち向かうとき、
過去に上手くいったことが、
これからも上手くいくという保証がないことはわかる。

しかし、不確定なら、経験に基づいて人は道を選ぶ。
それは、過去にやったことを踏襲するということではなく、
経験で身につけた「手口」である。
優れた経営者は何かしらの決まった「手口」を持っている。

そして、最後は「度胸」。
戦略は理詰で解けるものではないため、100%成功の
確信などあり得ない。
「度胸」を支えるものは自信である。
優れた経営者は強烈な自信を持つ。

戦略は事業を取り囲む今という時代をどう読むのか、
それさえ定めれば、為すことある程度決まってくる。
そういう意味では戦略の本質は「為す」ではなく「読む」
にある。

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