観念とは
2016年08月24日
たとえば、あなたが誰かに侮辱されたとしましょう。
そしてそれが記憶に残り、思考の背景の一部になります。
あなたが、その人にあったとき、それが刺激です。
その反応は、あなたの過去の侮辱の記憶であると
いうことができます。
ですから、記憶の反応、つまり思考の過程が観念を
生み出しているのです。
従ってその観念は常に条件づけられています。
要するに観念は思考の結果であり、
思考の過程は記憶の反応であり、
そして記憶は常に条件づけられているということなのです。
『自我の終焉』
~J ・クリシュナムーティ~
観念は、真理ではありません。
観念がどのように生じるのか、
行為はどのようにして観念から出てくるのか、
よく、その動きを観察しないさいと
クリシュナムーティは教えます。
この辺りの問題が宗教、哲学、心理学においても
今のところ、正面から解決されることがありません。
それ故に、人間の苦しみは続くのでしょう。
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