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答えを引き出す力
2016年06月23日

質問する力、聞く力、ヒアリング力、他の事と同様に、
日本語の言い方はいろいろある。

5W1Hは、誰でも1度ぐらいは聞いたことがある。
何か物事を決めるときには非常に便利だ。

わたしは仕事柄、様々な質問の仕方について考える。
物事の本質や核心に迫りたいとよく考え頑張ってみる。

ある方のある本には、こんな風に書いてある。

「質問と回答は鏡に映った像のようなものである。
具体的な質問をすれば、具体的な回答が得られ、
抽象的な質問をすると、抽象的な答えしか返ってこない」

その通りではあるが、そもそも相手の中にないものを
具体的に聞こうが、抽象的に聞こうが、答えは得られない。
こういうときは、本当に辛い。

目の前で起きてる同じことも、観察力、洞察力、分析力、
経験によって物事は全く違う捉え方になるのが人間だ。

こちらの質問する力や問いの設定だけでは、
回答者の力量の不足を補うこうとは不可能である。

そう言えば、先日参議院選挙に入る前日、記者クラブで党首への
様々な質問が行われたが、ほとんど意味がないように見えた。
ああいうのを儀式というのかもしれない。
質問者にも回答者にも思惑があり過ぎて、
あのような不毛なやり取りが繰り替えされることになるのだろう。

TOYOTAには、”なぜ”の質問を5回繰り返し、
課題の本質を探り当てる文化があるという。
所謂、原因をどんどん掘り下げていく手法だ。
WHATやHOWもそれぞれの場面で使い分けるわけだが、
最も重要なのは相手の知覚体験をどう引き出すかということ
ではないかと今は考えている。

そうすると、知覚体験能力とは何か?という問いが
また出てくる。
それを言語化する能力の違いは・・・・・
果てしない。すみません。

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