比較優位説
2017年08月12日
比較優位説の続き、比較優位説では何も得意ではない人は、
役目がなくなり、仕事がなくなってしまうという反論があった。
サムエルソンは、タイプライターが凄く上手な天才女性弁護士の例を挙げている。
彼女はタイピストを雇うでしょうか?
答えは‥‥雇う。
大弁護士の収入は上手なタイピストの収入を上回るからだ。
つまり、どんな有能な人も全ての仕事はしない。
どんなに無能な人にもやる仕事は残る。
この大定理を発見したリカードは、当時イギリスは小麦の生産力も
ワインの生産力もポルトガルより高かった。
さらに、比較すると小麦の生産力はずっと高く、ワインの生産力はやや高かった。
故に、小麦を輸出して、ワインを輸入するという貿易は両国間に成立する。
その結果、両国間には利益があると考えた。
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