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客観性
2016年05月05日

次男の高校野球を見に行った。
ピッチャーである次男は先発し、
5回を無失点(ゼロ)に抑えてマウンドを降りた。

こう書くと、どんなに素晴らしいピッチャーなのか
と思われる人もいる。
しかし、Bチーム同士の戦いであり、
県のベスト32にも入らないチームでの話しである。

親としては、それでも生き生きと躍動する我が子を
見るのは悪くはないが・・・・
このピッチングの結果を持ってプロや大学の強豪校を
希望しても相手にされない。
それは、あまりにも客観性を欠いているということだ。

ゲーテは、シェークスピアを評しこう述べている。
「シェークスピアは銀の皿に金の林檎をのせて、
われわれに差し出してれる。
とこらおがわれわれは、
彼の作品を研究することによって、
なんとか銀の皿に入れられる。けれども、
そこへのせるじゃがいもしか持っていない」

これは、ゲーテが特にシェークスピアを神のように
あがめたててのことではなく、客観視して見たときに、
シェークスピアは自分よりはるか上で勝てないと
認めてのことだ。

その尺度の持ち方においてゲーテは客観性を
持っていた。

われわれは時に、
一人よがりになって自分の評価を高くおき過ぎる。
ゲーテはこのような間違いを犯さない方法は、
その世界の一流、最高峰を知ること説く。

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