今月13日には、ノーベル文学賞の発表がある。
ここのところ毎年、期待されることとなっている村上春樹の
受賞はあるのだろうか。
「小説家の作業にとっていちばん大事なことは、
待つことじゃないかと思うんです。
何を書くべきかというよりも、
むしろ何を書かないでいるべきか。
書く時期が問題じゃなくて、
書かない時期が問題なんじゃないかと。
小説を書いていない時間に、
自分がどれだけのものを小説的に、
自分の体内に詰め込んでいけるかということが、
結果的にすごく大きな意味を持ってきますよね。
だから僕はいちおう小説家だけど、
小説を書かない時間を意図的に長くとっているんです。
スパンを長くとって均してみれば、
小説を書いていいる時間よりも、
小説を書いていない時間の方がずっと長いと思いますね。」
『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』
~村上春樹インタビュー集~
先日の心理学の講座で村上春樹の話題になった。
好きという意見と嫌いという意見があったが、
それは、どちらでも良い。
ただ、村上春樹が自身の無意識に挑み続けていることは、
尊敬するべきことだ。
なぜなら、常人には到底出来ないことだからだ。
わたしは好き派のほうである。
小説はもちろん面白く読ませてもらっているが、
小説以外の仕事のやり方、ランナーとしてのランニングへの
取組みが興味深い。
村上春樹の言う「待つ」ということの重要性について理解している
企業家、経営者の方にも、たまにお目にかかる。
まだ、意識的にされていない方は是非参考にしていただきい思考性だ。
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