コンサルタントの必要に迫られて、
エリアマーケティングについての基礎的な知識が
必要だった。

日本でもトップクラスの売り場面積を持つ書店で
まずは、自分で書店で必死に探してみたが
適切なものが見つからず、仕方なく書店員に
相談したところ、差し出されたのは2冊あったが、
1冊は学術書過ぎて、実業には結びつきそうも
なかったので、もう1冊を選んだ。

マクドナルド、コンビにストア、コインランドリー
などどういう基準で立地を選んでいるのか・・・
ＣＣＣ（ＴＵＴＡＹＡ）は、かつてレンタル店として
勢いのある時代は、住所をコンピュータに入力
すれば、売上がいくらになるのか正確に予測
できると豪語していた。

現在のセブンイレブンは出店成功率は９２％と
開発担当役員は言っている。

マーケティングの４Ｐでも、”立地”がビジネスの
勝敗を決することが多い。
これは、当たり前だが立地を一度選べばそう
簡単には変えられないからだ。

何処に出店すれば、間違いなく成功するのか？
手懸りはなにか？誰だって知りたい。

『エリア・マーケティングの実際』
～米田清紀～
とても勉強になる一冊であった。

誤解がないように、この本を読んだからといって
出店立地がわかるわけではない。
しかし、エリアに対するマーケティングの手法が
わかれば、何を積み重ねていけば良いかは
勘の良い方であれば、多くのひらめきを得られると
思う。

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