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大きなもの
2015年12月05日

わたしが通った小学校のクラスは、
1年生から6年生で、ほぼ同じメンバー。
人数も33名男子14名女子19名。
他の学年も、1学年1クラスであった。

そのせいか、わたしは大きなものが嫌いだ。
国でいえば、アメリカや中国、
日本の政党でいえば自民党。
企業で言えば上場企業。

実際にアメリカのでっち上げ戦争による
中東の混乱、中国よる南シナ海の
埋め立てによる領土化など、
数や軍事力を背景にした力の誇示は
何とも見苦しい。

自民党の時代は終わり、金や権力による
政治は終焉を迎えたと思っていたが、
民主党の信じられない稚拙な運営によって
再び与党となった自民党は、
安全保障問題、改憲問題、沖縄問題と
数にものをいわせ、次々に横暴な行為を
繰り返す。

上場企業を代表する経団連も、
企業の独立性を主張するどころか、
労働者派遣法を通させたり、
原発の再稼動を支持したり、
企業献金を復活させたり
こちらも自分達の利益確保に躍起だ。

このような動きに対してメディアの反応も
なんとも鈍い。
自民党よりの読売新聞が購買部数1位で、
系列の日本テレビが視聴率NO1だ。
何とも不気味な話だ。

大きなものは、歴史的に常に誤る。
なぜだろうか。
そこには、恐れと不安の感情が大きく
作用しているようにみえる。

小さいものは自由である。
果たさなければならない役割は小さい。
守らなければならないものも少ない。
ひとり、ひとりの意見が違うのも承知のことだ。
自分のことは自分でやらなければならない。
誰れかが何とかしてくれるはずもない。

大きなものの人々は大抵こんな風にささやく
「日本のことを思ってね」
「沖縄のことを思ってね」
「あなたの会社のことを思ってね」
「あなたの家族のことを思ってね」
「あなたのことを思ってね」
こういう物言いには本当に注意しなければ
ならないのだ。

自らのことは自ら考えるしかない。
”世界の中にいながら、世界に属さない”


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