抽象に偏らない
2015年12月08日
わたし達には抽象的な思考こそ
本質に近づけるという誤解がある。
わかったようなわからないような
抽象的な論理だ。
ゲーテは、これを戒めている。
極端に抽象に偏って考えることをしない。
本質をとらえようとするが、
それを具体的なものの上に見ようとする。
たとえば植物学や、光の研究にしても、
ゲーテは、「そもそも植物とはなんぞや」
「光りとはなんぞや」とは考えない。
具体的に、種から芽が出て葉が
成長していく植物のメタモルフォーゼ(変態)を、
自分でスケッチしたりする。
頭の中で考えるのではなく、
実際に身体を動かして調べるのだ。
つまり、現象そのものを直にとらえて、
その中に生命の本質を見るという
やり方をした。
~斎藤孝~『座右のゲーテ』引用
まさに経営者の思考はこうありたい。
=================
無料メルマガ『ほぼ日刊社長の仕事』の登録はこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/mail/
HPはこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/
マーケティング・経営 ブログランキングへ
にほんブログ村