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稲盛和夫の言葉2
2015年11月18日

稲盛和夫は、
経営の原理原則十二カ条さえしっかりと
掴み理解しておけば、
どのような環境になろうとも恐れる必要はなく、
繁栄への道を歩むことでできると断言する。

《経営の原理原則十二カ条》

◎事業の目的・意義を明確にする

◎目標を明確に立てる

◎強烈な願望を心に抱く

◎誰にも負けない努力をする

◎売上げを最大限に、経費を最小限に

◎値決めは経営なり

◎経営は意志で決まる

◎激しい闘魂を持つ

◎真の勇気を持つ

◎常に創造的な仕事をする

◎思いやりの心で誠実に

◎常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で

この数十年間の経営戦略史をもっとも簡潔に語れば
「60年代にはじまったポジショニング派が
80年代までは圧倒的で、
それ以降は
ケイパビリティ(組織・ヒト・プロセスなど)派が優勢」
となります。

ポジショニング派は
「外部環境が大事。儲かる市場で立場を占めれば勝てる」
ケイパビリティ派は
「内部環境が大事。自社の強みがあるところで戦えば勝てる」
と論じました。

~三谷宏治~『経営戦略全史』より

三谷さんによる戦略については、
別の機会に詳しくみてみたいが、
経営の2つの区分でみれば、稲盛さんの原理原則は
明らかに後者、ケイパビリティ派である。

わたしは、どちら派でもなく両方が必要と考えている。
しかし、ポジショニングだけでは経営はできない。
ケイパビリティの考え方がなければ経営は成立しない。

特に、中小企業の経営においては
稲盛さんが掲げる原理原則に徹するような
思いの強さがなければ、長く繁栄する会社を築くことは
難しい。

一瞬思うことは誰でもできる。
しかし、長期に渡って継続的に守りぬくことこそが重要だ。


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