日本のほとんどのマーケットは供給過剰状態だ。
いわゆるオーバーストアである。

ゴルフ関係のクライアントと調べたところによると、
ゴルフ人口は平成１３年の１３４０万人をピークに、
現在は８００万人を割りこんでいる。

このようなマーケットのトレンドの中で、
何もしなければ、ゴルフ人口の減少と同じように
お客様の数が減り、それに伴い売上も減少していく。

さて、生存していくためには、何をすればいいのだろうか。
経営者であれば、まず自分のところのお客様の調査は
少なくともやっていただきたい。

「店はお客様のためにある」といいながら、
実際の商売はお客様よりも自分の立場優先というのでは、
話にならない。

まず、現在のお客様への聞き取りを真剣にやるべきだ。
お客様から見えているものと、
こちら側から見える風景というものは全く違うと考えていい。
聞き取りをする人数は多ければ多いほどいい。

現在の経営環境では、何の調査、分析も行わずに、
戦略や武器も持たずに生き残れる会社、お店は
ほとんどないと考えていいだろう。

まず、お客様と真摯に向き合うところからしか、
はじめらない。

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