世界の富裕層上位80人の資産総額は、
貧困層35億人の資産総額に匹敵する。
上位1%の富裕層が持つ資産総額は、
残る99%の人口の資産を合わせた額と
同程度。
どこかの首相が力説していたトリクルダウン
理論とは、
トリクルダウンとは「富める者が富めば、
貧しい者にも自然に富が滴り落ちる」
とする経済理論または経済思想である。
これは、世界の
「格差の拡大はいずれ安定し、
ゆっくりと縮小する」という考え方に
基づいている。
しかし、これは既にトム・ピケティが発表した
【21世紀の資本】によって、概ね否定された。
事実と違うことが証明されたわけだ。
皆さんも感じているように、われわれが
普通に暮らしていくのにはあまりにもお金が
かかり過ぎる社会になり過ぎた。
あらゆる社会的システムは人間が幸福になる
ためのものでなくてはならない。
ここ200年は、イギリス、アメリカが進めてきた
資本主義と民主主義が人類の幸福に貢献して
きたことは確かだろう。
しかし、グローバル化により世界がつながった結果、
この社会は経済的差別で成り立っていることが
明らかになった。
たとえ1%の人々が経済的に豊かで、幸福であった
としても99%の人々が幸福でないのであれば、
このシステムは捨てられる運命だ。
そして、今新しい社会が形成されつつある。
ビジネスをしている人々はこの大きな流れを無視して
未来を形成することはできない。
よりよい未来を作る。
これが今を生きるわれわれに課せられた最大のテーマだ。
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