今、目の前のこの世界がどう見えるのか。
ひとり、ひとりのその観念によって未来は
形成されていく。

世界はわたし達の姿が投影されたもの
世界を理解するためには、
わたし達自身を理解しなければならない。

世界はわたし達から独立した存在ではなく、
わたし達が世界そのものだ。

わたし個人の問題は、
そのまま世界の問題だと言える。

では、わたし達は正しい観念をもって
世界を見ているのか。

現代は個人の自我が極端に強調された世界だ。
自我の世界は恐れや不安をともなう。

資本主義の本質は自我の充足にある。
資本の権力システムを握る側とシステムの中で
生きる側がある。

過去200年、資本主義というシステムを牛耳ってきた
アメリカ、イギリスも新たな投資先を失った。
資本主義の終焉だ。

資本主義が自我充足のシステムであるならば、
自我の終焉も起こる。

問題は、わたし達ひとり、ひとりなのだ。

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