クライアントの紹介で、昨年半年前後コンサルティングを
受けた会社がある。
期間中、代表者にはいくつかの決断をしていただく必要があった。
それは、代表者にしかできないことで、それをしないことには、
前進できなかった。
結局、それら決断するべき事項は一つも決断されず、
わたしもコンサルタントを降りることになった。
元々、クライアントのご紹介の会社なので、折に触れて、
その後の状況を耳にするが、やはり決断するべきことは決断されて
いなようだ。
周囲から見ると同じところを、ぐるぐる回っているようにしか見えない。
既に、周囲の多くの人々は、そのことに気づいているが、当の本人は
相変わらずである。
わたし達は、日常の生活を97%の無意識と3%の意識の中で生きる。
それが理由となって、同じようなことを繰り返す。
ある意味では、われわれはこの会社の代表者のことを笑えないわけだ。
われわれは過去の体験や経験にプログラムされた記憶、観念などによって
無意識にパターンを踏む。
では、どうすればパターンから抜け出し、自由になれるのか・・・・
心理学を学んでいる人であれば、理論上では理解しているはずだ。
しかし、これを自覚的に解決するのは一筋縄でなはいかない。
こういうことは、言葉で説明するのが難しい。
わかる人にはわかるが、わからない人にはわからないというヤツだ。
そう言えば、先日のNLPの講座で、今日の心理学の成立ち
やら云々を話していたら「先生はスピリチュアルな人ですか?」という
質問を受けた。
こういう質問も、また難しい。
この質問に対する答えは、「いいえ。違います」が正しいと思うが、
しかし、霊性というものは人間が等しくもっているものでもある。
こういうことを否定すると、心理学を扱うものとしては失格である。
なぜなら、そこにも力は働いているからだ。
言いっぱなしで、失礼します。
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