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壊れはじめた日本
2016年02月14日

いよいよ日本も壊れはじめた。
そう感じる。

・現役大臣の口利き問題
・憲法9条解釈改憲の内閣法制局の記録なし問題
・参議院での安全保障関連法案可決時の記録の改ざん
・経団連会長が企業に政治献金を促す発言
・「どうせ金目でしょ発言」の大臣登用
・総務大臣の放送免許取り消しに関する発言
・環境大臣の福島除染の基準への発言

あまりに倫理観に欠ける発言や行為が続く。

政治家や類似した人たちは、現在の国民の代表者でもある。
その思想、価値観、信念のようなものは、
おそらく、わたし達庶民側にもすでに存在している。

『この国の冷たさの正体』
というタイトルの本を和田秀樹さん出版した。


和田さんは、
日本は経済的弱者や競争社会からの脱落者に対する
対応が、諸外国と比較して非常に冷たい。
この傾向をテレビを加速しているという。

現状を詳細に分析したうえで、
その原因が、米国流の自己責任論にあるという。
責任回避をしやすい傾向の文化を持つ米国は
あえて自己責任論を導入する必要があった。

しかし、共同体意識が強い日本に自己責任論を
人為的に持ち込んだ結果は・・・・
社会が内側から解体されてしまった。

和田さんは、このままではこの国はどんどん
弱くなると指摘している。

わたしが危惧するのは、身勝手な自我の蔓延だ。
そのことに、当人達はあまりにも無自覚なのだ。
ある地域を代表する政治家、国の行政を取り仕切る官僚、
経済界を代表する人などは、公の人である。

個人の心を縛る倫理観は、かつて宗教、地域共同体、
家族の長などによって守られていたが、すでに多くは崩壊した。

そのことを象徴するように、
すでに地方では、墓参に訪れる人のいないお墓が解体され、
その立派な墓石が集められた廃棄場があるという。

人間は結局キリストがいう地獄へ、
釈迦がいう地獄へ落ちていくしかないのだろうか。

そうあってはならない。
心ある人々が流れをこの流れを止めなければならない。
時間は以外とないのかもしれない。

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