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植福
2015年11月06日

今日の吾人(われわれ)は、
古代に比して大いなる幸福を有している。

これはみな前人(今より前の人、昔の人)の
植福(しょくふく)の結果である。

よきリンゴの木を有しているものは、
よきリンゴの木を植えた人の
恵みを荷(にな)っているのである。

すでに前人の庇蔭(ひいん→おかげ)による。
吾人もまた植福をなして、
子孫におくるべからずである。

真の文明ということは、
すべてのある人びとが、福を植えた結果なのである。

~幸田露伴~『幸福論』より

植福(しょくふく)は、露伴が作った造語で、
と言う意味合いの言葉。

リンゴの木を植えた農家、園芸家の人びとが
植樹をするように、
われわれも”植福”を子孫のために遺さなければならない。
と露伴はいう。

わたしは、どんな”福”を子孫のために植えることが
できるのであろうか。
真剣に考える年齢になりつつある。

会社経営も、やはり3代、4代と続けることによって、
本物の企業価値が引き継がれるように思う。
経営は10年にして成らずである。


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