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立地の見分け
2015年12月28日

立地に良し悪しがあると言えば、
良し悪しの見分けが気になるところ。

優れた立地の特徴が何なのか、
そこがわからないと戦略にならない。

過去40年間の実質営業利益額を
単年度換算した値が多き企業の順位は、

1位トヨタ自動車
2位新日本製鐡
3位日立製作所
以下東芝、JFEスチール、松下電器
三菱重工、住友金属、川崎製鉄、日産自動車
・・・・・・

自動車と電気という日本の二枚看板と、
その両者の川上の鉄鋼という分布。

次に売上利益率をが高い順に並べてみると、
上位は医薬品メーカーが目白押し、
そこに混じって登場するのが、
1位ファナック(数値制御装置)
2位任天堂(ゲーム)
3位御幸毛織(織物)
ヒロセ電機、アマノ、養命酒と続く。

高い利益率を長期に渡って誇るのは、
業種分類に困るような会社ばかりだ。
同じ「立地」を共有する会社が上場企業には
見られない。

こうしてみると、優れた「立地」の条件が
見えてくる。

豊かなポテンシャルに恵まれたという意味で
ビックであるか、
または競合がいないと言う意味でユニークであるか、
どちらかに該当すれば好立地と言えそうだ。

参考図書
~三品和弘~『経営戦略を問い直す』

さて、あなたの会社の事業および商品の立地は
どちらかに当てはなるものか、それ以外か。

三品さんの分析は、この40年によるもので
短期に成功して消えていった企業は含まれない。

マーケティングの世界では上りのエスカレーターに乗れ、
下りのエスカレーターではいくら努力しても商売は難しい
といわれるが、
単に競合ひしめく中に飛び込むということもあり得る。

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