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街場のアメリカ論10
2017年11月22日

ジョン・ロックは自然状態からの社会契約による
政治権力装置への移行を次のように説明しました。

「人間たちが共同体を構成し、ひとつの政府に服従するとき、
彼らが互いに認め合った最も重要で基幹的な目的とは、
連帯し自分たちの私有財産を保全そることであった。
というのは、自然状態にあっては、私有財産の確保のために
あまりにも多くの物が欠落していたからである」

つまり、短期的・直接的なり利益を断念することによって、
より大きな長期的・間接的利益を回収するという
「迂回のメカニズム」を自然権の思想に接ぎ木したのが
功利主義であると、とりあえず理解してよいかと思います。

最終的目的はあくまで私有財産の保全、個の自己保全、
自己実現といった自然権の最大行使にあります。
~内田樹~

そもそもはヨーロッパで起きた思想なわけですが、
歴史や伝統、キリスト教などさまざまな重石があったヨーロッパよりも、
この思想はアメリカでこそ純粋に育ったようにみえます。
そして、戦後アメリカに憧れた日本にも急速に広がり、
日本人の生き方の信条に大きな影響を及ぼしています。

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