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構え4
2016年01月04日

構えの最後は、
事業の地理的な展開についてだ。

日本だけで事業を営むのか、
海外に出て行くなら、
どのような形で出て行くのか、
そのような選択だ。

同じAVメーカーのパナソニックとソニーは、
パナソニックが長期性資産の八割を
日本に持ち、売上の五割を日本であがる
のに対して、
ソニーは長期性資産の六割しか日本に
置かず、売上の三割しか日本であげない
会社になっている。

また、ホンダは資産の六割近くが北米に
投下されている。
売上、利益の半分以上を北米で稼ぐ。
日本の会社といいながら、
実質的にはアメリカの会社といっても
いいだろう。

ヨコの構えは、企業の性格を根底から
左右する。
それは地域間で競争のあり方が大きく
違うからだ。

土地の少ない日本では一等地を押さえ
込んだら勝ちとなることが多い。
北米では一等地そのものが、
いくらでもあるし、変わるため競争の
次元が異なる。

ホンダは国内の競争を、そこそこに
いち早く北米に目を向けたことによる
まさに、構えの勝利と言っていい。

世界はグローバル化とIT化によって、
その装いを大きく変えている。

世界なんてウチの会社には関係ないと
考えないで、今こそ、ヨコの構えを構想する
チャンスとしてマーケットを観察してみては
いかがだろうか。

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