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暗黙知と形式知の比較
2017年05月30日

暗黙知と形式知の比較

「暗黙知」
・言語化しえない・言語化しがたい知
・経験や五感から得られる直接的な知
・現時点(今・ここ)の知
・身体的な勘どころ、コツと結びついた技能
・主観的・個人的
・情緒的・情念的
・アナログ的・現場の知
・特定の人間、場所、対象に特定・限定されることが多い
・身体経験をともなう共同作業により共有、発展増殖が可能

「形式知」
・言語化された明示的な知
・暗黙知(区切られた)から分節される体系的知
・過去の(区切られた)知
・明示的な方法・手順・事物についての情報を理解するための辞書的構造
・客観的・社会(組織)的
・理性的・論理的
・デジタル知・コードの知
・情報システムによる補完などにより時空間を超えた移転、再利用が可能
・言語的媒介をつうじて共有、編集が可能

『知識創造の方法論』
~野中郁次郎・紺野登~

暗黙知と形式知の分類を眺めると面白い。
暗黙知は東洋的な知で型であり、形式知は西欧的な知の型である。
あくまで根底に流れるというレベルで受け止めていただけるといいが。

私たち東洋人はまず「何か」を自らの内に問うという知の型があり、
コミュニケーションの型もそうである。
あくまで多くの集団の傾向に過ぎないが大きな違いである。
「形式知」の領域では、どうしも西欧人に後れをとる傾向がある。

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