近年、脳科学の進歩が目覚ましいようだ。

さて、心はどこなるのか。
心は心臓の辺りを指していうことが多いが、
そこには生化学的には心臓しかない。

心は脳が司る。
いつも大雑把な展開で恐縮だが、
脳を生物の歴史的に分けると３つある。
1つ目が原始脳これは間脳と呼ばれる脳で、
魚にもある。因みにこの部分を損傷すると
即死するらしい。
2つ目が動物脳これは大脳辺縁系と呼ばれる脳で、
感情を司る脳でもある。哺乳類にもある。
3つ目が人間脳これは大脳新皮質と呼ばれ
理性を支える脳である。人間のみが所有する。

2つ目の動物脳は感情脳だが、車、バイクなどの
乗り物でスピードを出すと満ち足り、カラオケで
大声で踊ると満ち足りたりする。

3つ目の人間脳は理性脳だけに思考する。
そして理性を支えるだけに禁止令が多い脳でもある。

動物脳だけで行動しないように、
理性脳は人間を常に監視している。
人間の社会で適切に生きていくための行動を司る。
しかし、理性脳がわたし達を苦しめる脳でもある。
人を騙す、平気で嘘をつくのもこの脳だ。

脳がまだ進化過程だとすれば、
本当に賢い脳に変化していくのだろうか。
悪質な脳に変化しないように祈るばかりだ。

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