経営コンサルタントとは何屋なのか
2016年06月20日
クライアントへ提出されたHP改修の提案書をみた。
仕事柄よく、HP制作業者さんからの提案書はよくみる。
今回見た提案書もよく見る提案書だった。
これは、どんな仕事をしている人も陥るパラドクスだ。
自分のフィールドの仕事の専門性を突きつめるほどに、
顧客側のことが見えなくなる。
わたしが職業名として名乗る経営コンサルタントの役割や
専門性については、こういう場面にあると感じる。
手元の仕事をする専門家がHPを制作する皆さんだとすると、
わたしの仕事は全体の関係性を見ることだ。
わたしの経営コンサルタント業も3年目に入った。
ある程度特殊な視点から、事象を捉えることができるようだ。
クライアントの成果はこんな時代でも順調に伸びている。
何より、クライアントが自分たちのやっていることに自信を
持ちはじめ、同業他社の分析なども語ってくれるこが心強い。
所謂、士(さむらい)業の皆さんのように自分が何屋なのかを
理解していただくのには正直苦労する。
とは言え、あまりある分野の専門に囚われずに、
構造や関係性、フロー、マーケットや世界の空気といったような
ものをきちんと嗅ぎ分けられるように多面的な研究を続けたい。
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