企業の有限寿命説
2015年12月27日
企業の有限寿命説とは、
企業が本当に威勢の良いのは、
30年程度で
あとは生きる屍同然に成り下がる
というものだ。
寿命を迎えた事業は消えてなくなる
わけではなく、たいてい生きながらえる。
陶磁器、絹織物、石炭。
これらはかつて日本の花形産業だった。
農業でさえ20世紀の終わりには、
GDP比は十分の一程度に下がってしまった。
現在ではガソリンスタンドもその一例だ。
とはいえ、創業以来100年以上世界の
トップを走るGEのような企業もある。
日本でも、富士フイルムのように見事に
転地に成功する企業もある。
企業の有限寿命説が、
ずっと語り継がれてきている。
これは「立地」の荒廃現象が多くの人の
感知するところとなっている証だ。
それだけ、普遍性の高い現象である。
遅すぎることなく、早すぎることなく、
「立地」の荒廃にどう処するかは
戦略の永遠のテーマである。
参考図書
~三品和弘~『経営戦略を問い直す』
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