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坂本龍一に学ぶ
2017年05月11日

坂本龍一が8年ぶりにアルバムを発表した。
タイトルはasync(非同期)。

街にある音、さまざまなノイズから作り上げたという。
曲によってはテンポが入り乱れ、
旋律らしい旋律がなく、
ノイズと言える。

今回のアルバムについてインタビューに応えている。

近代の音楽とは、そもそも、ノイズを含む音から
選択された美しい音で作り上げる構造物だ。

「僕はそのノイズと楽音の間にある壁・境界を
取り払いたかった。」

「完全管理され、人間が数学的に作り上げた
ものに嫌悪感がある。
ヨーロッパ人は、何世紀もかけて楽器からノイズを
除去してきた。
でも、僕はそこへの不快感が増している。」

現在、主流であるコンピューターで音楽を作る
デジタル音楽の先駆者である坂本龍一の境地である。

人間は、あらゆるものを過剰にやり過ぎる生き物だ。
現在の世界を観ても、食料、衣類、住居、お金、
本当は全て過剰なのだ。

困っているのは、不足ではない。
それでも、過剰に所有したい人がいるから、
分配が上手くいかないだけだ。

今回、坂本龍一は街にある様々な音を歩きながら
広い集めたようだ。

この一つ一つのノイズ(音)が、人間一人ひとりだと言える。
世界の人々が一人として同じではない生命なのにな。
まさに、グローバル化の正体まで暴きだしたような作品だ。

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