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レスター優勝から考える
2016年05月04日

イングランドのプレミアリーグでレスターが
創立133年目にして初優勝した。
奇跡の優勝と世界が興奮している。

2部、3部リーグにいることは当たり前、
今年の順位予想も最下位予想がほとんどだった。

ブックメーカーが、レスター優勝に5000倍のオッズ
をつけていたことからも、その可能性がいかに
低いものだったかわかる。

しかし、いくら奇跡といってもトーナメント戦ではなく、
1年に及ぶリーグ戦を制したわけだ。
偶然、幸運だけでは、その達成はあり得なかったはずだ。

イングランドプレミアリーグといえば、現在でも世界1位、
2位を争う人気リーグである。
世界から莫大な資金が投じれられ、多くの有名
監督がチームを率い、スタープレイヤーで溢れている。

マンチェスタ・ユナイテッド(香川がいた)をはじめ、
チェルシー、アーセナル、リバプール、マンチェスタ・シティー
と世界のトップクラスのチームがうごめく。

ラリエリ監督のシーズン前の目標は「2部に降格しない」と
いうことだった。けっして優勝を目指していたわけではなかった。

レスターは数字的にみると、ボール支配率、パス成功率と
いった現代サッカーで勝つために目安とされる数字は、
リーグでも下位のほうだ。

では、レスターがとった戦略とは何か「堅く守ってカウンター」
これだった。
優勝するのために彼らは愚直に「献身的に守り」「倒れるまで
走り」、この戦略を実現した。

サッカーで弱者が強者に勝つための方法としては、
誰が考えても、この方法に行き着くだろう。
しかし、実現することは容易ではない。

ところが、今年のレスターには、この戦略を実現できるだけの
身体能力とマインドを持った選手が偶然に集まった。
日本の岡崎選手のその一人であることは明らかだ。

わたし達、中小零細企業も大企業や大手に勝つと
いうことは、同じような戦い方になる。

シンプルな戦略と、それを実現するたみのキーワードとなる戦術、
そして信じるマインド、小さな目標達成の積み重ね。
そして、強者を破ることを楽しむことだろうか。

おめでとう。レスター・シティー!!

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