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事業ポートフォリオ
2016年11月05日

マーケティングの話です。

小さく、範囲を限定して書くつもりが、
結局、あれも、これも状態になってしまいそうだ。

事業のミッションの話は別の機会にして、
今回は事業ポートフォリオについてのお話。

経営者が戦略を中心に仕事をする環境に至れば、
必然的にこうした分析や組み立てをすることになる。

ただ、今回この話題に踏み込んだのは、
事業規模が小さくても、事業がスタート期にあっても
やはり知っておいて損がない知識だと考えたからだ。

事業ポートフォリオの設計

1.現在の事業のポートフォリオを分析し、どの事業に対して
  投資を増やすか、減らすか、あるいは打ち切るかを決定する

2.新製品や新事業を現在のポートフォリオに追加するための
  戦略の策定

事業ポートフォリオの分析では、ボストンコンサルティンググループの
PPMが有名だ。これは次のような考え方だ。

縦軸が市場成長率(市場の魅力度を表す)
横軸が相対市場シェア(企業の強さの指標である)
のマトリクスを使い4つに分類する。

花形事業
成長度が大きく、大きな市場シェアを占める事業または製品
金のなる木
成長度が小さく、大きな市場シェアを占める事業または製品
戦略事業
高成長市場で低い市場シェアしか占めていない事業単位
低迷事業
成長率が小さく、シャアも小さい事業や製品

詳細には触れないが、わたしの経験ではスタート期の会社でも
事業(部門)、製品は比較的早い段階で3つ前後ある。
1つの事業や製品しかないほうがおかしい。

そういう意味において事業や製品評価をするうえでは、
とてもわかりやすい分析方法だ。
知識として持っておいて不都合はないだろう。

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