マーケティングの話です。
小さく、範囲を限定して書くつもりが、
結局、あれも、これも状態になってしまいそうだ。
事業のミッションの話は別の機会にして、
今回は事業ポートフォリオについてのお話。
経営者が戦略を中心に仕事をする環境に至れば、
必然的にこうした分析や組み立てをすることになる。
ただ、今回この話題に踏み込んだのは、
事業規模が小さくても、事業がスタート期にあっても
やはり知っておいて損がない知識だと考えたからだ。
事業ポートフォリオの設計
1.現在の事業のポートフォリオを分析し、どの事業に対して
投資を増やすか、減らすか、あるいは打ち切るかを決定する
2.新製品や新事業を現在のポートフォリオに追加するための
戦略の策定
事業ポートフォリオの分析では、ボストンコンサルティンググループの
PPMが有名だ。これは次のような考え方だ。
縦軸が市場成長率(市場の魅力度を表す)
横軸が相対市場シェア(企業の強さの指標である)
のマトリクスを使い4つに分類する。
花形事業
成長度が大きく、大きな市場シェアを占める事業または製品
金のなる木
成長度が小さく、大きな市場シェアを占める事業または製品
戦略事業
高成長市場で低い市場シェアしか占めていない事業単位
低迷事業
成長率が小さく、シャアも小さい事業や製品
詳細には触れないが、わたしの経験ではスタート期の会社でも
事業(部門)、製品は比較的早い段階で3つ前後ある。
1つの事業や製品しかないほうがおかしい。
そういう意味において事業や製品評価をするうえでは、
とてもわかりやすい分析方法だ。
知識として持っておいて不都合はないだろう。
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