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なぜ自民党が勝ったか
2017年10月25日

衆議院選挙が終わった。
「自民党圧勝」が伝えられる中、気になった点がいくつかある。

共同通信社の出口調査によれば、
首相を「信頼していない」は51%、「信頼している」の44%を上回る。

比例代表の全国の政党得票数を比較すると、
自民党1852万票に対して、立憲民主党1107万票、希望の党が966万票で、
2党を合わせると自民党を上回る。

東京都では自民党150万票に対して、立憲民主党120万票、共産党40万票で
やはり2党を足すと自民党を上回る。更に希望の党が足される。

小選挙区の「勝因」が、立憲と希望の野党分裂選挙になった事情が大きいことは、
疑いようがない。
与党との三つどもえになった選挙区での野党の勝率は約2割にとどまる。

この数字をみれば、民意が自民党を支持したとは言い難いことが見えてくる。
2大政党制のための小選挙区制が、日本では機能し難いのではないか。
そういう疑念を持つ。

あとは選挙戦を通して、産経新聞系のニュースが朝日、毎日の記事に対して
フェイクだと主張する記事が目立った。
産経グループの役員には知人がいて、お世話になっているがどうも報道機関
としての資質に欠ける。残念なことだ。

私のような人びとは社会の少数派で、不断から肩身が狭い思いをしている。
しかし、政治は人びとの日常の暮らしを少しでも良くすることと、平和を守ることの
2点に尽きるでしょう。

真面に人と殴り合ったこともないような政治家が勇ましいことを言っても信頼できない。
92歳で逝った叔父は、戦後長くシベリアで抑留された。
叔父曰く、「今の日本が戦争やったら間違いなく負けるな」
そりゃそうだ。
世界には強い奴がたくさんいるのだ。

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