マネジメントの話を書いている。

書きながら、結局のところ、
突き詰めて進めると人間そのものに焦点を当てることになる
ということを改めて確認することになっている。

仕事を進めていくのには、
専門知識、専門的なスキルと熟練、専門的な経験が必要だ。
問題は、組織と個人と同時に必要になることだ。

テーマに対して、それぞれのスペシャルな専門家が
お互いに強みを発揮し、弱みを補い合いながら進めたり、
一つのテーマの専門家達がテーマに対して創意工夫を
凝らしながら達成に向かって力を合わせていくと
いうケースもある。

いずれにしも、知識、スキル、経験の差という壁もあれば、
個々人の歴史や生育環境、思想、情熱などの差もある。
このような個人、個人のギャップを尊重しながらテーマの
克服に向かう必要がある。

人間は自分の価値観や観念、信念を投影して他者を見る
生き物である。
その習慣から離れ、まずは、
他のメンバーを一人の人間として理解するという努力が必要だ。

遠回りのようだが、個々人のパーソナリティを理解するほうが、
組織としての最終的な成果の実りは大きいものになるだろう。

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