正解はあるの時代から
2016年08月08日
随分たくさんの本を読んでいる。
その理由のひとつに「正解」を求める気持ちがある。
橋本治さんよれば、これは20世紀の病だという。
「正解」はどこかにあるという信念だ。
20世紀は「正解」を知らないと恥ずかしかった。
「正解」が存在するという前提があったのだ。
大学や大学院に行き、ビジネス書で理論を学んだ。
誰よりも先端の理論を知りたがった。
それは、現実を生きる自分が知らないでいる
「正解」を手に入れることだった。
しかし、果たしてそうなのだろうか・・・・・
知れば知るほど、世界は多様な価値、信念によって
動いている。
昨日まで「正解」だったはずの答えは、
今日は「誤り」に簡単に変わる。
そもそも「正解」など存在しない。
「わからない」世界に恐れずにどう立ち向かうのか
という心構えのほうがはるかに重要だ。
今のところ、わたしは次のように考えている。
未来(明日)はわからない。だから、
いつでも頭や心をニュートラルにしておく。
「正解」は探し求めないで、失敗し恥をかきながらも
自分の身体を通して体験、頭で考える。
それを、お互いにぶつけ合う。
そして新しい道を探す。
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