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老経営者の見識
2016年06月30日

先日のTBSの「時事放談」に、元伊藤忠商事会長の
丹羽宇一郎(にわ ういちろう)さんが出演していた。

丹羽さんは伊藤忠商事が多額の負債を抱えている中、
社長に就任し、3年で過去最高益まで業績を回復させた。
赤字の間は無給で働いた人だ。

イギリスのがEU離脱についてのコメントも、
非常に冷静でイギリスのGDPが年率で5%落ち込むと
いうことについても、「そんなバカなこと起きない」と一蹴
していた。

経団連の現会長や、「とんでもないことになった」と嘆き、
連日大騒ぎするメディアの加熱に、馬鹿馬鹿しさを感じていた。
イギリスもヨーロッパも懐は深いし、知恵もある。
アメリカや最近の日本とはわけが違う。

また、ライフのCEOで日本小売業協会会長の清水信次さんが
新聞のインタビューに答え、次のようにコメントしている。

以下、
与党も野党も「消費が低迷している」との認識だが、
これまでの人口増加と生活水準の向上で日本の消費生活は
すでに成熟しており、これ以上、消費拡大による経済成長を
追い求めてもきりがない。
成熟国家として、財政健全化や生活の苦しい人に対する
社会保障の充実を進めるために中長期的な政治のビジョンが
必要だ。

と言っている。こちらも至極まともなご意見だ。

クライアントのHPリニュアールの企画提案してくれる
会社へのシンプルな疑問に答えてもらうために、
お越しいただいた。
日本でも業界では有名な企業のHPを長く担当していて、
独自のノウハウもあるというお話だった。

わたしは企画提案書を見るだけでは、
一般的などこでもやる施策に過ぎず、
今を、どのように捉えて分析しているのか、そこが最も知りたい。
と問うた。

丹羽さんにしても、清水さんにしても、本当に時代も、現在も
何が見えていて、何が不明での中の未来予測があるんだろう
と思う。

わかる人にはわかるが、わからない人には永遠にわからない。
老経営者の人たちの見識に改めて感服する。
本気でやってきた経営者はやっぱり凄い。

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