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学生アルバイトから
2015年11月24日

先日NHKが
学生アルバイトが勤務先の居酒屋
を訴えたことをきっかけに、
学生アルバイトの現状を取材し、
問題をあぶりだしていく番組を
放送をみた。

夕方から週2日ぐらいのアルバイトが、
どのようなプロセスによって、
大学の単位を落とし留年にまで至るのか
について解き明かしていった。
その手口はこわいほど巧妙だ。

実際の被害には次のようなものがある。

・給料の未払い
・無給の時間外労働
・商品の強制購入

このような状況に陥る学生側の
背景も深刻さを物語っている。

・学生の2人に1人は奨学金受給者
・親の仕送りは月平均5万円程度
・大学卒業後の正社員採用率の低下
・学生時代のアルバイトが採用試験で評価される

学生がアルバイトから
抜け出せない理由である。

物事を社会のせいにする主義ではないが、
しかし、わたし達は社会構造から独立して
自由に暮らすことは、不可能である。

大学を卒業したあとに待つ社会人生活も
全員が正社員になれるわけではない。
派遣社員が全体の労働者の40%を超えた。

世界の先進国はアメリカを除いてほぼ同様の
問題を抱えている。
ピケティのいうように格差は世界中で広がっている。

最近、政治家は世界の中で日本だけが、
「わたし達は違います。わたし達はできませんでは、
通用しません。」
と言いつつ軍を拡大し、関税を取っ払い
円安を進めている。
果たしてそうであろうか。
人間はそれほど大きな世界に関わらなくとも
以外に小さな世界で共同体を構築しながら生きられる。
つい最近まで、実際日本人はそう暮らしてきたはずだ。
わたし自身、そういう田舎で育った。

わたし達が実際見えないような大きな話をする人を
信じてはいけないのは昔も今も変わらない。


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