中小企業の経営者の方は、経営者の仕事ってなんでしょうかという質問が多くあります。
中小企業の経営も、何も手を打たなければ静かに沈んでいく時代です。
理念やビジョンを掲げるだけでは上手くいきません。
では、「何に」「どのように」取り組めばいいのでしょうか。
中小企業の経営は3つのポイントを押さえて取り組むことが重要です。
その3つとは、マーケティング(商品サービスの開発・取組み、価格、チャネル、プロモーション、立地、顧客との関係構築、)、マネジメント(顧客、情報、従業員、商品、お金、取引先)、アカウンティング(会計、予算計画、資金調達)です。
【課題1】マーケティング
マーケティングは、自社の商品、サービス、技術と顧客の欲求、価値、満足を結ぶものです。
意図を持ってマーケティング戦略が構築されている会社は少なく、そのために売れない商品サービスや売れなくなってしまう商品サービスというものがたくさん存在します。
まず、再点検、再検討し、意図を持ったマーケティングを行う必要があります。
【課題2】マネジメント
マネジメントはP・ドラッカーが有名にしました。マネジメントは事業に関わるあらゆるものを管理することです。
顧客、情報、従業員、商品、お金、取引先などをどのようにマネジメントできるかによって、生産性、利益率への影響は甚大です。また、リスクヘッジという点でも効果があります。
【課題3】アカウンティング
アカウンティングは会計です。会計には財務会計と管理会計があります。
経営は何に資金を投じて、どのようなリターンを得たかが問われます。税理士や会計士の先生にお願いするのはあくまで申告であって、予算計画、資金調達も含めて経営側が意識を持って数字に取り組むことが求められます。
この3つに徹底して取り組めば、それほど大きな怪我をすることなく、怪我をしても処置しながら、持続可能な経営が可能になります。
経営はアナリシス(分析)よりもシンセシス(統合)の能力こそが求められる世界です。
これらの課題にタイムリーに取り組むには、外部的視点が必要です。
そこで、経営コンサルタントです。
自分のことを正しく評価できる人が少ないのと同様に、企業も内向き志向に陥りがちで、それはマーケットを見ない自己満足や内部の不正へとつながっていく可能性を含みます。
上場企業では、外部取締役の必要性が叫ばれています。
これもやはり事情は一緒です。
正直なところ、私自身も様々な時間の制約があります。
しかし、経済価値だけでクライアントとのお付き合いをするつもりはありません。
お金を払ったから、あとは任せておけば大丈夫とお考えの方とのお付き合いはご遠慮しております。
一緒に会社を良くしたいという意欲をお持ちの方、窮地に追い込まれて何とか助かりたいという方から優先してお付き合いをさせていただいております。また、弊社は大所帯ではありません。勝手ながら、短期プロジェクトよりも、できれば長期のお付き合いの中での関わりを希望しています。
あなた様との出会いを楽しみにしております。
本多 一成
・経営コンサルタント
・全米NLP協会公認トレーナー
・ビジネスクリニック 株式会社ワーデン代表取締役社長
・公益財団法人さいたま市産業創造財団経営アドバイザー
・神田昌典 実践会メソッドライセンシー
1965年、長野県生まれ。
大学卒業後フィットネス、エステティックで役員、マネージャーとして中核を担う。
起業わずか4年で年商5億円、業界1位へと育てる。その後も複数の企業の経営に参加。
現在は、中小企業の成長における経営課題の変化にフォーカスし、成長企業の経営者の参謀、パートナーコンサルタントとして活躍中。どの成長ステージの問題に対しても的確な課題解決に導くと評判。
その他にNLP公認トレーナー。故吉福伸逸をはじめ心理カウンセラーのトレーニング10年以上に渡り受けている。
その知見に基づき経営者の人間的な成長や枠を広げるための勉強会、セミナー、カウンセリングも開催している。